I.C.E.(アイス)未来からのクールテクノロジー
I.C.E.とは

【気化熱(きかねつ)】 
気化熱とは、一定量の物質を気体に変化させるために必要なエネルギーのことを言います。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

身近な気化熱の利用
:打ち水
庭や家の前にまく水のことを打ち水といいます。夏場、道に水をまくと、少し涼しくなったような気がします。それは、まいた水が蒸発しようとするときに、熱せられた道の表面から熱をうばってくれるからです。

:冷蔵庫
冷蔵庫は冷媒(昔はフロンその後、ハイドロフルオロカーボンが使用されるようになった)が冷却器で液体から気体に変わります。その時、周囲から熱をうばうことで冷気を作り出します。気体となった冷媒は再度、圧縮機(コンプレッサー)に送られ、圧力をかけられて液化します。このように冷媒が冷却器と圧縮機を循環する事により冷蔵庫は冷えているのです。

:エアーコンディショナー
冷蔵庫と仕組みは同様冷媒が室外機(コンプレッサー)と室内機(冷却機)を循環します。庫内を冷やす代わりに室内空間へ冷気を吐き出し部屋全体を冷やします。

【熱交換器(ねつこうかんき)】
熱交換器は、温度の高い物体から低い物体へ効率的に熱を移動させる機器である。液体・気体などの流体を扱うものが多い。
熱の段階的利用や回収による省エネルギーのため、積極的な導入が求められている。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大きなものから小さなものまであるが、大きなものでは原子炉の蒸気タービン、ボイラーがあるが、これらは蒸気を発生させ温かかったり、熱かったりする熱を造るが、冷蔵庫やエアコンの様に冷やすことにも使われる。

【液化ガス(えきかがす)】
液化ガスは常温で気体であるものが、単に圧縮だけで液体になったものを工業的に液化ガスとよぶ。塩素、二酸化硫黄(いおう)、アンモニア、プロパンなどが液化ガスとなる。
出典:日本大百科全書(小学館)執筆者:真田雄三

「ケイタイエアコン123」が貯え放出するマイナス45度の冷気を利用することで、巨大なコンプレッサーは持ち運べるサイズになっています。しかし、「マイナス45度の冷気」と「気化熱の原理」は熱交換機部分とそこへ送り込む送気管に様々な工夫を要求しました。

I.C.E.は三層構造でできています。
三層構造にすることで「気化熱の原理」をより効率良い形で、軽く、薄く、軟らかく、小さくすることを実現しました。

第一層 エストラマーシートは外に向け気体は放出しますが、内部に溜まる液体は洩らしません。また、徐々に放出することで熱交換は効率的におこなわれます。
第二層 保冷フェルトはボンベから送り込まれた液化ガスを浸み込ませ、I.C.E.内に冷たい液化ガスを蓄えます。そして、徐々に気化します。
第三層 特殊PUフィルムは冷気を蓄え漏らさないための外殻。しかし、冷気を浴びても硬化せずそれでいて柔軟な材質でできています。

一層毎にその役割は重要で、それぞれに素材として様々な性質を求められそらをクリアした素材のみが採用されました。

マイナス45度の冷気は素材を冷やしたり、戻ったりと過酷な条件にさらします。ボンベから繋がる管にも冷気に強く柔軟な特殊素材を使用し解決しました。

様々な素材と工夫が、「ケイタイエアコン123」との組み合わせでI.C.E.となりました。

 
     

I.C.E.内蔵ヘアバンド

I.C.E.内蔵サンバイザー

I.C.E.内蔵シューズ

I.C.E.内蔵 ヘルメット

I.C.E.内蔵ジャケット
パイル生地の中に埋め込むことで吸湿性があり尚且つひんやりとするヘアバンドやサンバイザーへの応用が可能です。
軽くて、薄く、軟らかいI.C.E.なら装着者は違和感を覚えることはほとんどないでしょう。時折シュッとボンベからの液化ガスを送り込むことで、「ヒンヤリ」が頭を爽快にします。きっと気分も、考えもスッと明快になるでしょう。

靴の中に入れることも、ジャケットやシャツ、スーツの中に埋め込むことも可能です。ヘルメットの中に埋め込むこともできます。ヘルメットとのコラボレーションは思いもよらない利用方法へ発展するかも知れません。
もう既に火災現場での作業服や熱量の多い作業場、安全のために暑くても厚着を強いられる状況での利用に可能性を感じている方々もいらっしゃいます。冷房が利かない場所での仕事やスポーツ、レジャーといった様々なシチュエーションの中で活躍する日はすぐ近くまで来ています。

熱さと危険に立ち向かう
闘う消防士へ

安全のために暑くても
耐え働く人たちへ

冷房が意味をなさない
そんな環境に

防具の下で汗に茹だる
ライダーへ

照り返す海原で熱さとも
戦う釣り人へ